金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」ですが、原作リチャード・ウーさん作画コウノコウジさんの漫画が原作となっています。
ドラマは漫画原作なのですが、漫画に出てくる事件は実在の事件を元ネタとして使用されています。
なんか聞いたことがあるな?と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は原作の漫画に出てくる実在の事件や元ネタについて紹介します!
警部補ダイマジン実在の事件がモデル!元ネタや似ている事件は何?
警部補ダイマジンの原作の漫画を読んだのですが、実在する事件を多くモチーフとされていました。
主人公は未解決事件の捜査班に異動になるのですが、この事件が実在の事件なんですよね。
事件名は変更していますが、事件の内容や起きた年は一緒だったりします。
それでは原作に登場する事件と元ネタの事件を紹介します。
①警視庁長官狙撃事件
「警部補ダイマジン」の1巻で出てくる実話の事件は「警視庁長官狙撃事件」です。
・1995年当時警察長官の國松孝次さんが何者かに狙撃された事件
・自宅マンションを出たところで待ち伏せによってうたれる
・一命は取り留めた
・未解決事件
「警部補ダイマジン」でも未解決の警察長官襲撃事件として取り扱われており、ほぼ同じ内容の設定となっています。
②八王子スーパー強盗殺人事件
漫画では「西武蔵野市のスーパーヤマビ」と名称を変えていますが、未解決事件という扱いや事件が起きた年が1995年といことはそのまま扱われています。
・1995年に東京都八王子市スーパーマッケット「ナンペイ大和田店」事務所内で発生
・拳銃による強盗殺人事件
・未解決事件
「警部補ダイマジン」でも事件の名称は変えていますが、概要についてはそのままの設定で使用されています。
また、この事件は漫画では「ブリコ・盛山事件」と関連事件とされており、この点については漫画独自の観点が入っていますね。
③グリコ森永事件
漫画では「ブリコ・盛山事件」と名称を変えて登場し、犯人の名前も「かい人88面相」としています。
・1984年、1985年に食品会社を標的とした脅迫事件
・犯人は「かい人21面相」と名乗る
・江崎グリコ社長を誘拐して身代金を要求
・丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家、駿河屋など食品企業を脅迫
・小売店で青酸入り菓子を置く
・未解決事件
この事件も名称こそ変えていますが、事件概要はほぼ同じで細かい設定についても漫画の中で述べられており、全裸である部分まで実在の事件と一緒の設定となっています。
特に「ブリコ・盛山事件」は警視正の平安才門(向井理)の父親が黒幕とされており、度々振り返りがある重要な位置づけの事件として取り扱われています。
「警部補ダイマジン」が主人公の台場陣(生田斗真)と警視正の平安才門(向井理)が秘密結社44との攻防を繰り広げながら秘密結社44の秘密やトップについて迫る話となっています。
また、警視正の平安才門(向井理)は自身の父親を知らないことからも、父親の行方をずっと追っています。
そのため、「ブリコ・盛山事件」は原作の中で度々出てくるのです。
④赤報隊事件
・1987年から1990年にかけて「赤報隊」を名乗る犯人が起こしたテロ事件
・政治的テロで記者が殺害された日本国内唯一の事件
・未解決事件
この事件は漫画内では「黒シャツ隊事件」と名称を変えています。
「黒シャツ隊事件」も他の事件と同様に実在の事件と概要は同じ設定となっています。
日本ではテロで記者が殺害した唯一の事件となっていますが、原作では秘密結社44の標的になった記者は事件に巻き込まれているので、この点は実際の事件と異なる点ですね。
まとめ
今回はマ「警部補ダイマジン」で取り扱われている未解決事件について、元ネタとなる事件概要について紹介しました。
元ネタを知ることで様々な観点でトラマが楽しめると思います。
是非、ドラマを楽しむネタとして扱っていただけたら嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
