2023年夏ドラマで池井戸潤さん原作の「ハヤブサ消防団」が主演中村倫也さんでドラマ放送されます。
ドラマは池井戸潤さんの小説を原作としていますが、池井戸潤さんの小説にはモデルはあるのでしょうか?
気になる小説のモデルは何かあるのか調査したので紹介しますね!
原作もきちんと読んだので、参考になると嬉しいです。
ハヤブサ消防団モデルは池井戸潤の故郷?
ハヤブサ消防団は主人公の三馬太郎(中村倫也)が父親の死をきっかけに故郷のハヤブサ地区に移りすることから物語が始まります。
まずこのハヤブサ地区についてモデルがあるのか確認したいと思います。
①ハヤブサ地区
タイトルにもなっているハヤブサ地区についてですが、原作の舞台では「東海地方のU県S郡八百万町(ヤオロズチョウ)ハヤブサ地区」となっています。
東海地方にイニシャルがUの県は存在していないので、実在する都道府県は伏せた形となっていますね。
また、池井戸潤さんはインタビューでハヤブサ消防団のモデルを自身の育った田舎町がモデルと語られています。
この田舎町は「岐阜県八百津町(やおつちょう)」となります。
池井戸潤さんと言えば半沢直樹が有名ですが、この物語も自身の元銀行員の経験を生かして物語が描かれているので、自身の実体験をモデルにするのは池井戸潤さんらしいですよね。
また、この町には消防団もあるようで、この設定も池井戸潤さんの出身地ともリンクしていますね。
昔から少しも変わることのない田園の暮らしを書いてみたかったというのが、本作執筆の最初の動機です。僕自身、岐阜県の標高500メートルほどのところにある田舎町で育っていて、作品に登場する八百万(やおろず)町は、ほぼそこがモデル。
幼い頃から歴史好きな父に聞かされてきた伝承や土地の風習、実在の場所もいくつか書き込んだ、虚実入り交じる物語になりました。
引用元:日経ビジネス
②オルビス十字軍
「ハヤブサ消防団」の物語で重要な組織「オルビス十字軍」です。
オルビス十字軍は物語の中で宗教団体の位置づけです。
オルビス十字軍のモデルはないようですが、岐阜県で連想してしまうのは「白装束集団」の件ではないでしょうか。
全く関係はないのですが、モデルが岐阜県となると連想してしまう人もいそうです。
③一連の放火事件
「ハヤブサ消防団」で事件が立て続けに起きるのが放火事件ですね。
放火事件は世の中で時々起きてしましますが、宗教団体が絡むようなモデルとなるような事件はなさそうでした。
そのため、この一連の事件についてもオリジナル要素であると考えられます。
④ロケ地
池井戸潤さんの育った田舎町の「岐阜県八百津町(やおつちょう)」がモデルになったことは判明しましたが、ドラマのロケ地は別の場所で行われていることが予告映像から判明しています。
今回のロケ地は「群馬県の甘楽郡下仁田町」というところでの撮影となります!
今後ドラマが進むにあたって、岐阜県でも撮影があるかもしれないので、ドラマでずっと同じ場所で撮影しているのか確認するのも楽しみポイントの一つかと思います。
まとめ
今回は「ハヤブサ消防団」について原作にモデルがあるのか調査しました!
一連の事件やオルビス十字軍については何かをモデルにしたようなことはなさそうで、事件の舞台となった百万町(ヤオロズチョウ)についてのみ池井戸潤さんの育った田舎町がモデルということが分かりました!
最後までお読み頂きありがとうございました!
